書こう。
書きたいことを書こう。
心に思ったことを
頭の中に廻ったことを
体で感じたことを
過去の記憶の破片を
今 記て残せるものを
これから先に描かれていくものを
このめぐり巡る想いと思考を。
いつからだか分からないけど
誰なのか分からないけれど
なになのか分からないけれど
どうしてなのか分からないけれど
私の言葉にして。
「想像」をすることは出来るけれど
「空想」をすることは苦手だ。
頭で考えて言葉を巧みに捻りだすということに
どうやら脳みその回路が上手く回らないようだ。
都合のいいだけの上手な作り話や
特に意味もない言葉を口にをするのも苦手だ。
相手に期待を持たせるだけのような
心にも思ってもいない言葉が出てこない。
それが自分にとってであろうが相手にとってであろうが
たやすい気持ちで言葉を発することが出来ない。
誰かを喜ばせるためだけに取ってつけたような飾り文句も言えない。
自分の心の思うことでないと胸が苦しくて喉が詰まってしまうから
結果、胸のうちがバレてしまう。
親しい人であればあるほど
大切な人であればあるほど
特にそう思うんだ。
もちろん「TPO」はわきまえているつもりだ。
ただ周りから見ると「気が利かない」と
思われてしまうかもしれないけれどね。
思ったことを言わずに気遣いだけの言葉を選んで伝えるならば
自分の心に感じたことを正直に伝えるか何も言わないよ。
自分にできる範囲のなにかをするか、そっとしておいた方がいい。
だけどさ
すべてを言葉にして伝えるのは難しい時もある。
すべてを言葉にして表すには難しいこともある。
そこには
言葉として捉えられないものがあって上手く説明が出来ないんだ。
今までに見たことのある景色や風景や人物
たわいもない会話やTVやネットで伝えられるあれこれ。
自然や人工的に奏でられる音もあれば
ジェットコースターに乗っているようなスピード感のように
自分の身体が覚えているものもあれば
何時なのか
何処なのか
誰なのか
どうしてなのか
なんでなのか
解らないけれど「ミエタリ・キコエタリ・カンジタリ」
するものもあるんだよ。
それは今までに知らなかった、または知ったことのない
頭では理解しがたいけれど感覚でなら解るものだったり
自分では解りかねない感情や溢れてくる想いだったり
そこにあるのに、自分では分かっているのに
明確に説明のできないものもある。
今まで学んできたであろう言葉だけでは
簡単に表現出来ないものがある。
ただわかることは全てが
Exist「在る」ということ。
頭の中に Exist 在るものを
心の中に Exist 在るものを
Appear 現われる
そして現在 [ イマ ] の私は
それらを詠んで唱えましょう。
喜びも 悲しみも
私の心が感じるまま
ありのままの自分を
ありのままの全てを
だから書こう「私」を。
「イマノワタシ」を。
そしていつの日かきっと
[イマノワタシ]が解る日がくるように。
Remember Not To Forget
忘れないために
Be Natural
ここに残しておくよ。
Music : Remember Not To Forget
